2010.01.31 Sunday
セルフトーク・マネジメントのすすめ/鈴木 義幸
セルフトーク・マネジメントのすすめ
鈴木 義幸
やはりやる気やプラス思考(ポジティブシンキング、アファメーション)だけではうまくいくわけがなく、苫米地英人氏のいう自己洗脳だったり、最近はやり(?)の潜在意識への働きかけが必要だと言うことを改めて感じた。
『7つの習慣』の「主体的な行動」「反応的な行動」と同じことを言っていると思うが、こちらの方が非常にわかりやすく、具体的に何が起きていてどうすればよいかの理解が深まり、どうすればよいかのヒントをもらえた気がする
・行動を直接変えることは難しい。
・感情だけ変えても「ダウト」が生まれる。
・セルフトークA(automatic)
「感情」を呼び起こし「反応」としての行動を導く。自分の意志にかかわらず自動的に「生まれる」。雑念
・セルフトークB(bear)
「理性」を呼び起こし「対応」としての行動を導く。自ら「生み出す」。有用。これをどう利用するかがセルフークマネジメントのポイント。
・セルフトークを「変える」「使う」「減らす」「なくす」
・セルフトークA:セルフトークB
感情的反応:理性的対応
引き起こされてしまう「受け身」の行動:自ら生み出す「積極的な」行動
悩むこと:考えること
自分を守る:相手のことを考える
must:want
期待や予想と現実がことなる:そもそも期待しない
他人に貼ったレッテル:「そう判断するのに十分なデータは?」「その判断を覆すデータはないのか?」
・「未完了」はセルフトークAを生む。
・相手の背景を探る質問、視点を変える質問などが、セルフトークBとして有効。
表紙の裏書き
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刺激と反応の間には、いくばくかの「間」が存在します。
私たちはこの「間」の中で、自分の反応を選択します。
私たちの成長と自由は、私たちが選ぶ反応にかかっているのです。
ヴィクトール・E・フランクル
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大学時代に読んだっきりで、最近も購入したまま積まれてしまっている『夜と霧』、やはりもう一度読もう。